新着情報

秋の剣道講習会(能登地区)の開催(報告)


2021年11月14日

 令和3年度秋の「剣道講習会(能登地区)」を、11月14日(日)中能登町鹿島体育センターで開催しました。
 講習会には加賀・能登から 74名が参加し、講習に先立って 近藤 繁彦 県剣道連盟 副会長の挨拶がありました。

  まず午前中は、岩脇 司(教士八段)講師による 「日本剣道形」が行われました。今回は特に小太刀の形三本を中心に詳しい講習が行われ、講習生は実技を通して、理合、構え、刀の使い方、体の裁き方などを学びました。

続く「医科学講話」では、加賀地区講習会に引き続き、石川県立中央病院の俵 広樹(県剣道連盟 顧問医先生先生から、新型コロナ感染症の稽古時における具体的な対策等についてお話を頂きました。ご自身も剣道をされており、中には旧知の先生方もいらっしゃったため、時折和やかにユーモアを交えながらのお話でしたが、講習生は熱心に聞き入っていました。

午後からは、杉本 卓也(教士八段)講師による「審判法」が行われました。まず新型コロナウイルス感染症が収束するまでの暫定的な試合・審判法の運用や審判上での留意点などの説明があり、その後、グループ別に審判実技を行い、試合中の動きや判定基準等の細部にわたる確認を行いました。

最後に講師、受講生で合同稽古を行いました。 その後、閉講式で宇波 和彦(教士八段)統括講師より総評を頂き、閉会しました。 全受講生が積極的に、また熱心に取り組み、大変有意義な講習会とすることができました。

(普及委員会)