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休業中のトレーニング例「素振り1000本」


2020年05月05日

コロナ休業中の剣道トレーニングとして≪素振り1000本≫の実践例を紹介します

Ⅰ バランスボールに腰かけて500本

【内容】1 小太刀:左受け流し(形1本目)と右受け流し(形2本目)を交互に50本

[留意点]⓵左受け流し:手首柔らかく(小指を緩めすぎないで)、拳を頭より高く

    ⓶右受け流し:顔面を右拳でこすり上げるように、拳を頭より高く

    2 木 刀:正面素振り50本

[留意点]⓵振りかぶり:両腕の間から相手の全体が見えるくらいまで

   ⓶振り下ろし:左手中心でしっかり正面を打ち切り、1本ずつ 打ちを決める

    3 重い木刀:正面素振り100本

[留意点]⓵重い木刀でも、力まかせに右手で振るのではなく、正しく左手中心の素振りを心がける

  ⓶漫然と振ることのないように左右面、左右胴の素振りを取り入れてもよい

    4 軽めの竹刀:正面素振り100本

[留意点]⓵左手中心:振りかぶり振り下ろしを左手主導で行い、正面を打った位置で左肘を伸ばす

    ⓶右手の役割:打ち切ったとき、右手で剣先に力強さを出す

    ⓷手の内不変:振りかぶり、振り下ろしで右手の手の内を変えない

    5 重めの竹刀:正面素振り100本

「留意点」⓵左手小指の締め:振りかぶっても緩めない

    ⓶力強い打突:1本ずつ力強く振り切り、剣先を伸ばし打ちを決める

    6 模擬刀:正面素振り50本

[留意点]⓵左手小指の位置:巻留より上で握り、小指を締める

    ⓶刃筋正しく:刃筋がぶれやすいので、左手中心で一拍子にて振り切る

    7 軽い桐の木刀:左片手正面素振り50本

[留意点]⓵太刀筋練習:左片手のみにて振りかぶり・振り下ろしをゆっくり正しく、太刀筋を学ぶ

Ⅱ 前後に大きく足を運んで500本

 【内容】Ⅰと同じ内容で計500本、全体で1000本

[全体の留意点]⓵板(幅30cm、長さ90cm)を用意し、大きく足さばきを練習

⓶前後の足幅:足を前後に大きく送り足にて運ぶ 前へは左足湧泉で蹴って体を運び、後ろへは右足で送り出し体を後退させる 

⓷左足の緊張:後退した後、直ちに前へ攻め入ることができる左足の緊張感持続が大事

[小太刀留意点]⓵左受け流し:体を右斜め前に進め、左受け流して正面を打つ

⓶右受け流し:中段で入身に攻め込み、左斜め前に体を進め、右受け流して面を打つ

[総務委員会]